南暑寒岳-暑寒別岳間の草刈りが行われおらず、昨年から危険視されておりました。
今年も草刈り実施されるまで(シーズン途中から)通行止め措置をしていました。
ようやく草刈りが行われたようで、8月24日から通行止め解除となりました。
https://www.town.uryu.hokkaido.jp/docs/3347.html
ササは背丈と太さがあり、なおかつ地下茎でどんどん伸びてしまう厄介者。
展望台前も一時このような感じでした。
草刈りをしっかり行う必要性は3つ
1.視界の確保
視界が見えにくいと、当たり前ですが怪我・事故につながります。
2.ヒグマとの遭遇
雨竜沼湿原一帯はヒグマが生息しています。笹薮からヒグマが出てくる際に
緩衝帯になる部分がないと、お互いに急に鉢合わせ人身事故につながる可能性があります。
ヒグマもヒトもお互いの存在を知らせる緩衝帯が必要になります。
3.マダニ防止
まだ僕は雨竜沼でマダニがくっついていたことは(たぶん)ありませんが生息しているでしょう。
万が一ササにくっついていたら、頭や腕、顔にぶつかった際にマダニがつく可能性があります。
マダニは最悪の場合、死に至るくらい重症化する感染症を保有していることがあります。
これらを考慮して、草刈り業者さんには道幅広く、上の方まで草刈りしていただきたく思います。
夏場はササだけでなく、草も生い茂って背丈だけでなく、足元の視界が悪くなることもあります。
散策の際は、焦らず怪我しないよう留意して散策しましょう。