北海道はお盆を過ぎると、急に夏が終わり、夜は肌寒くなるのが通年なのですが
なぜか今年はそうはいかず、8月末まで最高気温が30℃越えの日々で夜も扇風機が欠かせません。
さて、そんな暑い日が続く8月21日時点の開花情報をお伝えします。
登山道での開花種は少なく、エゾトリカブトが一番見頃を迎えています。
この時期から登山道は気温が下がる(今年は全然下がっていませんが…)とともに雨が多くなるためか、キノコが多く生えます。
今回、僕自身初めて見て、テンションが上がったキノコがあります。
カサの赤身が少ないですが、おそらくタマゴタケです!
かわいい見た目で、実は無毒であり優秀な食用キノコとして人気があるとか。
(採取は禁止ですからね)
湿原では、サワギキョウ、コガネギク、ナガボノワレモコウ、ウリュウコウホネが
見頃終盤となり、残すところはウメバチソウとエゾリンドウといった時期になりました。
今年は雪解けが早かった影響か、開花サイクルが早く、例年9月中旬頃までエゾリンドウなどが花を咲かせていますが
もしかすると今年はそこまで持たずに花のシーズンが終了するかもしれません。
それに今年もシカの食害がひどい…。
種子残数が少なく、現在対策中ですが、このままだと数種類が雨竜沼から姿を消してしまいます。
話を少し戻しますが
花のほかにも、今時期は昆虫シーズンで
ベニヒカゲは数が少なくなりましたが、ノシメトンボ、アキアカネ、ナツアカネ、オオルリボシヤンマと
トンボが5種類ほど飛んでいる様子を確認しています。
また、足元にはバッタ(未同定)が飛び回る季節となりました。
もう秋がすぐそこまで来ていて、時間の経過に驚いています笑