開花情報(6月18日)

みなさん、こんにちは!
先日18日に2回目の現地確認に同行してきましたので開花情報等お知らせします。

実はこの日雨に当たってしまい頭上で雷が鳴り湿原で豪雨に当たり…で満足に写真を撮れていないのでご了承ください。

雨竜沼湿原は様々な行為が規制されています。これまで文字だけで案内され分かりにくかったため、図式化したものを作成させていただきました。

ご確認の上、お越しください。

登山道にはミヤマスミレ、マイヅルソウ、オオバミゾホオズキが見頃でした。
ほかにもぽつぽつと何種類か咲いているのを確認できました。
エゾノリュウキンカやサンカヨウなど春先に咲く花は咲き終わっていました。

湿原周辺ではシラネアオイがまだ残っており、展望台への道にはエゾノリュウキンカも残っていました。
ミズバショウはすっかり見頃を終え、葉が大きく伸びていました。
ハクサンチドリやワタスゲが開花しており、少しずつ花のリレーが始まりました。

高山植物としては有名なチングルマはすでに見頃を終えており、今年はヒメシャクナゲが多く咲いている印象でした。復路にはチングルマとヒメシャクナゲが一緒に咲いている場所があり写真が撮れなかったのが残念…

エゾカンゾウはまだ花茎が伸びておらず開花まではもう少し時間がかかりそうな印象でした。
が、復路はカンゾウの数が多くないので今年はどれだけ咲いてくれるか楽しみです。


今年はこの通り浮島橋の天板が流されてしまい、橋がかけれない状態で修繕まで往路が通行止めとなってしまいました。往路には良いスポットがたくさんあるので少しでも早い復旧を願います。
復路が対面通行になるので木道外に降りる人が増えると植生荒廃にもつながってしまうのでとても心配です…。

また、展望台階段から上は正直気持ちのいい状況ではありません。
7月に草刈りが行われると伺っていますが、ササが伸びて見通しが悪いです。
この状況だと目の前に意識が向き転倒につながったり、ヒグマとの遭遇する危険性もありますので
通行に際は足元にも気を付け、音を出すなど自分の存在を知らせながら通行してください。

↓動画はスマホ手持ち撮影のため画面酔いしやすい方はご注意ください。

※展望台へ向かう登山道の様子
※南暑寒岳方面登山道の様子

こんな状況ではありますが、今年は北海道遺産選定20周年、来年はラムサール条約登録20周年の節目ということで観光協会と協力して様々な取り組みを考えているので、みなさまのお越しをお待ちしております。

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