早くも9月下旬、ちょうど今日は黒岳で初雪観測がされました。
昨年よりも13日早い観測だったようで、日中暑いかと思えば、がっつり寒い日もあり寒暖差が激しいですね。
雨竜沼湿原も風は強くなかったですが、手がかじかむくらい日中でも冷えていました。
登山道は身体を動かすので暑く感じましたが、湿原に着いてしばらくしたら、ベストを1枚着用しました。
登山道も湿原も花のシーズンはすっかり終わりわずかに残ったものが数株…という程度でした。
秋らしく紅葉や果実、湿原では草紅葉を堪能していただく季節です。
ただ登山道の紅葉はまだ早く、オオカメノキやツタウルシなど比較的紅葉の早い種を楽しめる状況です。
湿原はすっかり黄金色に色づきました。この景色はNIKKEI+1企画で、草紅葉が美しい景色10選に選ばれました。
北海道内ではなく、日本全国の中で10に選ばれたので、とても誇らしい結果です。
湿原植物を良く見ると、チングルマが真っ赤に紅葉していたり、ツルコケモモの果実が実っていたり。
湿原も秋を楽しめる季節となっていました。
湿原手前には比較的新しい掘り返し跡、展望台へ行く道にはヒグマのフンがありました。
出逢わないとは言えませんので、5時以前の入山自粛、17時までの下山をしてください。
今シーズンも残り1か月弱(10月14日が最終日)。標高850mと言えど風は吹くとかなり冷えるので暖かい格好と汚れても問題ない格好(特に足元)でお越しください。